自分だけの価値を武器へ 臼幸産業で私たちと一緒に成長していきましょう
営業と施工管理―異なる職種、共通の目標で紡ぐ顧客満足
MEMBER
住宅事業部係長 住宅営業
矢野 勝大
中途採用 / 3年目
住宅事業部工務主任 建築施工管理
江藤 渓
新卒採用 / 14年目
お二人は職種が異なりますが、どのような関係性なのでしょうか?
矢野
私は住宅営業職でお客様に販売をし、建築施工管理職の江藤さんは私が契約した現場をつくりあげます。
ですから住宅営業と建築施工管理は同じお客様を担当します。
私と江藤さんは3,4回ほど同じお客様を担当しましたね。
江藤
そうですね。つい2週間前までも一緒に仕事をしていましたよ。
矢野
昨年の10月に初めてそのお客様とお会いしました。
それから土地の契約、設計、見積もりの作成などを行い、1月に契約が決まりました。
それから内装や設備など細かな部分まで決めていき、3月から工事が始まりましたね。
江藤
3月から施工管理の私にバトンタッチしていただき、工事がスタートしました。
工事が始まってからも、矢野さんはお客様のご相談に乗ったり手続きの準備を行ったりしてくださっていました。
そして7月に私たち二人とも立ち会って、お客様に完成した住宅の引き渡しを行いました。
最後の最後に玄関のカギをお渡しするのですが、この時は感動しますね。
最近まで一緒に働かれていたとのことですが、お互いに対してどのような印象をお持ちですか?
江藤
矢野さんは「一緒に仕事がしやすい」の一言に尽きますね。本当に細かなところまで気を使ってくれるんです。
例えば、工事現場の周辺に住んでいる方々へ挨拶に回ったり、イベントの情報をすぐに共有してくれたり、駐車場を借りてくれたり…
一つ一つ上げていったらキリがないですね。
こうした細かな気遣いは、工事現場で働く私たちにとってはとても嬉しいものですね。
矢野
営業は自分が現場で手を動かすわけではありません。
ですから設計、施工管理の方や職人さんが、それぞれの持ち場で動きやすくすることが私の役割だと思っています。
役割を全うできていたみたいで、良かったですね。
私は最初江藤さんに対して「若いな」という印象を持っていました。
「やってみないとどこまでできるのか、任せられるのかわからないな~」と漠然とした思いもありましたね。
現在ももちろん江藤さん自身は若いのですが、現場のマネジメントや職人さんたちとの関係性の構築がとてもうまく、仕事は全然若くないですね。
自分の担当したお客様を安心してお任せすることができます。
江藤
矢野さんにそういって頂けるととても嬉しいです。
それでいうと私は職人さんたちと同じ目線で働くように心がけていますね。
どちらかというと人を動かす立場ですが、上から目線のようなスタンスで接してしまうと、関係性は悪くなってしまい信用を失ってしまいますからね。
あらゆる場面で互いの職種と連携して仕事をする中で、どのようなことを心がけていますか?
矢野
私はうまくコミュニケーションをとり、お客様の要望を現場へしっかりと伝えることにこだわっていますね。
例えば図面を作成し工事を着工した後で、お客様から「棚の高さをあと50cm高くしたい」といったような相談を受けたりすることがあります。
そのお客様の声を即座に現場に伝え、なるべく実現できるようにつとめますね。
江藤
私はそういった場合に「変更できない」とは言わないようにしています。
すべては再現出来なかったとしても、なるべくお客様の要望を取り入れられるように尽力しますね。
矢野
また、私はお客様に提案していく中で、「大工がものすごく手間がかかる」「台風などの災害で雨漏れのリスクがある」といったことがないように気を付けて打ち合わせを進めています。
もちろん、わからないところも沢山あるので、そのたびに「ここはどうかな」「これだと作りにくいかな」とこまめに相談するようにしていますね。
江藤
お客様と営業の方が相談して作った図面を見て、その意見を尊重しながらアドバイスやご提案をするようにしています。
工事の視点から見て「つくりにくいな」「ここはこうしたほうがいい」と感じた部分があれば、お客様の気持ちを十分に考慮して伝えるようにしていますね。
お二人にとって仕事のやりがいとはどのようなものでしょうか?
江藤
自分の作ったものが、カタチに残ることにやりがいを感じていますね。
矢野
私はお客様に最初から最後まで関われることにやりがいを感じていますね。
住宅を契約する前に初めてお客様にお会いし、施工し、引き渡します。
その後、1年経っても2年経っても点検でお会いするのですが、そのたびに毎回とても暖かく迎え入れてくださりますね。
臼幸に転職してきて、現在は3年目ですがどんどんそのようなお付き合いをするお客様がこのまちに増えていっていることは、とても幸せですよ。
江藤
そうですね。私たちはつくって終わりなのではなく、建物がそこにある限りずっと責任を持ち続けますよ。